放課後等デイサービスの子どもの問題行動と理由

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放課後等デイサービスの子どもの問題行動と理由

みなさんは、子どもの問題行動を社会的な目で決めつけてはいませんか?

お友達を叩く、公共の場で癇癪を起こす、自分を傷つける…など、親が困ることは全て問題行動に見えるかもしれません。

周りと違う行動をしている。
叱ってもやり続ける。
直らない。周りの目が気になる。

など、社会の基準で問題行動をしていると決めつけてはいませんか?

問題行動をしているには必ず理由があります。
メッセージだと思って一緒に考えたことはありますか?
そこを理解できると問題行動だと思っていたことも見方を変えられるかもしれません。

例えば、「暴力」があります。
人を傷つけることは良くないことですし、続くとなると困ってしまいますね。
頭ごなしに「やめなさい」と叱ったり、「どうしたの?」と寄り添いながらも一方的に「やめさせる」方へ話を持っていったり…対応は様々だと思います。

しかし、その対応は、子どもの為ですか?
それとも、周りの目が気になるからですか?

子どもの中には、相手の気持ちを汲み取ることが苦手、相手の立場に立つことが難しい子どももいます。
「悪いことだとわかっていない」「相手が痛いとわからない」「考えるより先に手が出てしまう」など、その子その子で理由は様々です。
そして、暴力をすることで要求が通った経験をすると繰り返ししてしまうのです。

それを、どう受け止めてあげるといいのでしょうか。
とても難しいですよね。

親の「褒める」「叱る」は、時に子どもの言動をコントロールしてしまっているのです。
愛されたくて良い行動を繰り返す子もいれば、悪い行動を繰り返す子もいます。
子どもが問題行動をしていると感じたときは、自分の言動を見直すことも大切なことです。

子どもはまだ1人で判断して生きていくことはできません。
だから、成長時に一番近くにいる親の影響が大きいのです。
「褒めること」「叱ること」は大切な躾でもありますが、本当にその子のためなのかを見つめて欲しいです。

放課後等デイサービスは、小学生から18歳までのお子さまが対象です。
幼児期とは違い、自分の意思が強くなったり、周りの影響がよく出る年頃です。
親よりも友達だったり、自分の世界に閉じこもったりする子もいますね。

でも、やっぱりまだまだ発達段階の子どもです。
1人の人間として認め、そして子どもが振り返った時に一緒に悩み、考えてあげられる存在でいたいですね。
そして、我が事業所も、お子さまと、ご家族様と一緒に考え、必要な支援を提供することを日頃心にとめています。

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