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2022.04.05
コラム
放課後等デイサービスにおける SST
本日はǿイトルにもある通り放課後等デイサービスと SST の関係性を書いていこうと思います。
まず SST についてですが、なかなか聞き馴染みのない単語だと思います。
Social Skill training 「ソーシャルスキルトレーニング」の略で日本語では社会的技能訓練や社会生活技能訓練と呼ばれています。
簡潔に説明すると人と関わる時の挨拶や頼みごとをする時のお願いの仕方や断り方など社会生活を営む上で欠かせないコミュニケーション能力、日常的に習慣とする行動などを「訓練」することで円滑な社会生活を送れるようにすることを指します。
これは児童だけにかかわらず大人にも必要なものであり、ソーシャルスキルの取得度合いは家庭環境なども影響しますが個人の個性の差で大きく差が生じます。
放課後等デイサービスでも SST を導入し支援にあたっている事業所は多くあります。
「できることを増やす」そうすれば当然自信にもつながり、より円滑な生活への一歩となりそのための訓練を行います。
できないからȀメではなく学びのȁャンスと捉え、できないのには理由がありそれに対する修正をしていくことで結果的にできることが増えていきます。
得意なこと不得意なことは当然誰にでもあり私たち大人でもたくさんあります。
それがまだ経験の浅い子供たちにはたくさんあっても何も問題はなくそれを導くために児童発達支援や放課後等デイサービスという職業があり私たちがいるのです。
例えば「挨拶をする。」これはコミュニケーションの始まりであり基本と言えるスキルです。
挨拶をすることが恥ずかしかったり様々な理由でできない場合があります。
挨拶をすることで相手は嬉しい気持ちになること、次の会話へとつながること、挨拶をした方も気持ちが良いことなどできるようになることで心境や状況の変化はたくさんあります。
次に「会話をする。」これは簡単そうに見えますが「言葉の意味と会話の流れを掴む」「相手の気持ちを読み取る」「言葉を選ぶ」「相手に伝える」など様々なステップを踏んで成立しています。
これらのどこかが欠けると一方的に話してしまったり、言葉を選ばずに相手を傷つけたりと繊細なスキルでもあります。
Brave では利用している子供たちの発達の度合いにはそれぞれ個性があり差があることをよく理解し、
その子にあった支援方法と内容を保護者と一緒に考え計画として作り短期間・長期間の目標を設定しています。
絵カードを使って行動のǿイミングを視覚からも情報として取り入れられるようにしたり、指導員が補助することで相手との関わりを円滑にできるようにしたり、
絵本やイラストを用いて言葉を学ぶと同時に意味を知る活動をしています。
個別指導とオーȀーメイドのような支援を特色に子どもたち一人一人の個性を見極め、保護者の声を取り入れその子に合ったプログラムを組んでいます。
個人の得手不得手を自覚し見極めることで有効な一手を差すことができるのです。
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