放課後等デイサービスと学童の違い

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放課後等デイサービスと学童の違い

放課後等デイサービスと学童を混同した認識をお持ちの方がいると思います。
どちらも放課後に子供を預かってくれる場所と大きなくくりでのイメージが強くついているからです。
実際は似て非なるもので体制や特徴、運営元など様々な部分で異なります。
良し悪しではなく利用される際の判断基準として知っておく必要があり、ここでは放課後等デイサービスと学童の違いについて書いていこうと思います。

まず放課後等デイサービスとは障害のある子どもや保護者のニーズに応え、子どもたちに対する「療育」をする場所であり、NPO 法人や社会福祉法人などが運営しています。
対する学童は保護者会が主体となり健全で有意義な放課後を過ごしてもらうための施設であり、その多くは各自治体が直接運営しています。
対象年齢で言えば、放課後等デイサービスでは障害を持っている小学生から特例を除き高校生(18 歳)までで、学童は両親が共働きなどで日中不在の小学生のみです。
さらに料金や負担も異なり、学童では各施設や児童クラブにより料金は様々ですが、放課後等デイサービスはサービス利用料金の 9 割を自治体が負担し、利用者の負担は 1 割です。
さらに負担額には世帯収入による上限が設定されているため金銭的負担が軽減される対策が為されています。

以上のことからもこの二つの違いは明確になってきましたが大きく異なるのが、内容です。
学童では様々なイベントはありますが、比較的自由に過ごすことができ子どもたちの主体性を重視しています。
放課後等デイサービスでは療育を必要とする障害を持った子どもたちの個々にあった個別支援計画を作成し学習や活動をプラグラムして支援を行っています。
学校や家庭と違う環境や空間の中で交流を促進し生活能力の向上や社会自立の一助を担う役割を持っています。
子供に対する支援だけでなく保護者との連携も重要視されており情報の共有だけでなく放課後等デイサービスを利用することで保護者の時間を保障しています。
保護者からの相談を受け共有・協議し実践していくことで負担を減らしお互いの利になるよう同じ目線で関わっています。
子供たちの社会自立の一助や保護者との連携と保障支援、そして小集団生活による生活を行うことで地域参加や他者交流の後方支援。
これらが放課後等デイサービスによる役割です。

ZENIBAKO Brave ではこれらのことを大前提とし療育を行い、利用している子どもたちが有意義に過ごせる環境を提供しています。
それと同時に保護者へのケアを怠らず日々の子どもたちの様子を共有することで情報の透明化を図り、保護者からの相談や共有は事業所全体で考え双方が納得し実践できる対策を思索しています。
療育を提供している事業所と利用児童、そして保護者の三者が揃って初めて機能するのが放課後等デイサービスで子どもたち一人一人に合わせた最善を提供し、その内容を保護者と共に実践して歩んでいくことができるのが ZENIBAKO Brave です。

放課後等デイサービスと学童の違いを説明しましたが、この二者の中でもさらに各事業所で特色が違い、内容が異なり、質が変わります。
多くのところで見学や事前相談を受け付けています。当事業所でももちろん大歓迎です。
長々と綴りましたが、子どもが何をしたいのか何が必要なのかを一緒に見極め最善の一手となる判断をするための知識として今回は時間をいただきました。
最善を最高の場所で。読了ありがとうございました。

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